第1回 でんでんむしのアチコチ散歩
墨田区の最北端と最高地点を見に行こう 平成30年9月29日(土)実施
”墨田区の最北端と最高地点を見に行こう”で集合場所は
東武鐘ヶ淵駅となりました。
出発は、10時です。台風の影響で出発前から雨がポツポツ。
本降りにならないようにと祈りながら出発しました。
墨田区の最北端に行く途中で、隅田川七福神の毘沙門天を本尊とする多聞寺に寄りました。墨田区の一番北に在るお寺です。
山門は茅葺切妻造四脚門の様式で18世紀中頃に建築されたもので
区内で一番古い建物だそうです。
多聞寺というと狸塚やたぬきの置物が多く、屋根の上にも
狸がいました。
関係ないのですが、三囲神社の屋根の上には狐がいるそうですよ。
地蔵尊は珍しく、坐姿六態地蔵尊で、現世と来世の安楽を願って正徳2年(1712)から享保3年(1718)にかけて僧理慶が作らせたものだそうです。
多聞寺から墨田区の最北端にある隅田水門に行きました。
隅田水門は台風などで荒川の水位が高くなった時、水門を下して隅田川に流れ込む水量を調整し、隅田川の氾濫を防ぎます。平常時は船の通行のために水門は開いています。
隅田水門から堤通りに向かいました。
鐘紡や鐘ヶ淵中学の跡地を見ながら、白髭団地の一角にある梅若公園内にある銅像の前に。
榎本武揚の銅像です。明治7年に海軍中将となり、樺太帰属問題解決に尽力し、通信、文部、外務、農商務の各大臣で活躍されたようです。
この公園に梅若塚がたてられています。以前は梅若塚の傍らに、白髭防災団地建設に伴い移転した木母寺があったようです。
梅若公園から、白髭団地内に入り、木母寺、隅田川神社、最後に墨田区の最高地点の桜堤中学と廻りました。
海抜表示は、墨田区役所が区内の128箇所を調査して、海水面から測った陸地の高さを表示しているもので、一番高い調査地点は、堤通りの防災団地にある「桜堤中学校」の3.2mですが、あくまで128箇所中の調査です。実際はもっと高い地点があるかも・・・?
桜堤中学から東向島のレストラントムトムに向かいました。雨は止むことなく本降り状態になってしまいましたが、無事12時10分頃にはトムトムに着きました。
皆さん、事前に注文されていたランチコースを頂き、1時過ぎには解散となりました。
ご参加していただいた皆様ありがとうございました。
また、アチコチ散歩2回、3回とありますので、また宜しくお願い致します。
※画像は当日撮影したものと後日撮影したものを使用しています。