来年の干支(子)を木目込みで作ろう 2019.11.9実施
ユートリヤの創作活動室を借りて、10時から「来年の干支を木目込みで作ろう」の講座が
始まりました。講師は塚田詠春氏(木目込み人形師6代目)です。
木目込み人形は、250年前に京都の上賀茂神社が発祥とのことですが、今は、
多くの人形は岩槻で作られているそうです。
木目込みは、桐塑(とうそ)という桐のおがくずを固めて型を作り、その型に切り込みを
入れます。
布を貼る部分の切り込みにボンドを付けます。竹串の先に
木工ボンドをなるべくはみ出さないようにぐるりとつけていきます
布を木目込み用のヘラ(モデラー)で切り込みに押し込み、ボンドが布に付くようにします。
布をはがすと、ボンドが布についているので、ボンドの山に沿ってハサミで布を切ります。
ちょうど山の頂上を切るのがいいそうですが、切過ぎても大きめに切ってもそれぞれ大変です。
貼りつける部分にまたボンドを付け、切り取った布をモデラーで押し込んでいきます。
しっかり押し込まないと、まだ別の布を押し込むとき入らなくなってしまいます。
これで一か所出来あがりです。この作業を続けていきます。
顔の部分は難しく、この部分は先生がやってくれました。
そして出来上がったのが、この作品です。
午後3時過ぎに、出来上がった人もいますが、私は完成せず、家に帰ってから2時間くらいかけてやっと出来上がりました。
完成まで7時間位かかったでしょうか。
参加された皆さん「目が入るとかわいいね」「いとおしくなる」「楽しかった」とおっしゃっていました。よかったです。
参加された皆様お疲れ様でした。
塚田先生ありがとうございました。