小春日和の土曜の午後、16名の参加で染め体験が始まりました。女性が多いかなと思っていたら、男性の方もいらっしゃいました。
今回は、「テーブルセンター」づくりで、初めに生地とどんな模様にするか型紙の図柄を選びました。
次は、練習の為に、白生地が地張りされた台の上で型付けをしました。型紙は前もって水に浸しておくようです。
同じ圧で型付けするのは大変そうです。1枚終わったら、連続模様のように型紙を移して同じように型付けをします。これがまた大変。型の左右両端に2か所小さな穴があり、生地についた穴と型紙の穴が合うように型紙を移動しなくてはならず、ある程度の感覚とリズムでやらないと、腰を痛めると言っていました。
2メートルくらい型付けの練習が終わったら、いよいよ本番です。
選んでおいた色生地に、金色で型付けをします。
あとは乾燥させて出来上がりです。
生地が乾燥する間、工場内を案内していただき,、また江戸小紋博物館の方で作業工程のビデオを見せていただきました。染の工程は昔から変わらないようですが、作業自体を働きやすいように工夫しているようです。
工房ショップも併設されており、素敵な品々がおいてありました。
乾燥したテーブルセンターを頂き、解散となりました。
参加された皆様、お疲れ様でした。
大松染工場の皆様ありがとうございました。